“客寄せパンダ”に乱用か……
櫻井翔絡みで、「出る出る詐欺」などという物騒な名前を付けられた出来事が取りざたされている。というのは、櫻井翔が主演する「映画 謎解きはディナーのあとで」の舞台挨拶が、いかにも櫻井翔が登場するようなことをツイッターなどで予告しておきながら、当たり前のことだが櫻井翔の体は一つのため、結局来なかったという映画館が続出しているという話だ。
要するに、櫻井翔の名前を“客寄せパンダ”に乱用しているのは詐欺まがいのやり方だとひんしゅくを買っているという話だ。
書いたのは「東京スポーツ」(8月9日付)。「嵐の櫻井翔が出る出る詐欺?」などというタイトルで記事にしている。
もっとも、これは常識的に考えれば、櫻井翔の体はひとつなのだから、確率は1/上映映画館というのは小学生高学年以上ならできる計算。しかも、どこの映画館と具体的に予告しているわけではない。
まあおそらく観客は、自分がチケットを買った場所に来たらいいなぐらいの考えではないだろうか。
これで、イコール「出る出る詐欺」とまでいわれてしまうのは、さすがに間尺に合わないように思うがどうだろう。
そもそも、オリキは出待ちなどしてきたわけで、今更舞台あいさつにそれほどの価値があるものなのだろうか。
まあ、何はともあれ、記事の方を引用しよう。
同作は昨年、会話平均15.9%の高視聴率を獲得したフジテレビ系連ドラマを映画化したもの。ドラマと同様のキャストで臨んだ。今をときめく嵐の櫻井が主演だ。公開初日の舞台あいさつが都内で行われ、当然のごとく満員御礼となった。
ところが、翌4日の舞台あいさつを巡りブーイングが吹き荒れている。ある映画関係者が明かす。
「櫻井がどこの映画館に行くか分からないといった『サプライズ舞台あいさつ』と銘打ったんです。スタッフも前日まで、ツイッターなんかで『あなたの街に行くかもしれません』などとあおりたてて。映画館での舞台あいさつは、コンサートなんかで見るより近くで“生”櫻井を見られるわけですから、ファンたちはチケットを押さえに走りまくったそうです。ところが今、このやり方が『ちょっとどうなの?』って言われてるんですよ」
櫻井の身は一つ。しかも4日に舞台あいさっに立ったのは都心ではなく、静岡県内の映画館だった。「世界遺産登録された富士山が一番近いということで、櫻井さんが選んだそうです」とはあるテレビ局関係者だが、当然、他の映画館で待っていた櫻井ファンは肩透かしを食らう形となった。
「ある地方の映画館では、チケットは売れているのに櫻井が来ないと分かったことで、館内はガラガラだったなんて話も。いくら力を入れている映画とはいえ、『櫻井が行くよ行くよ』とあおって、結局、来ないわけですから、ファンをバカにしているというかねぇ…。フアンならずとも『“出る出る詐欺”みたいだな』なんて言いだす人も」とは前出の映画関係者。
そこまでしてでも興行収入1位を獲得したかったのかもしれないが、フタを開けてみれば1位は3週連続でスタジオジブリの話題作「風立ちぬ」。「謎解きー」の輿収ランキングは初週2位だ。
「詐欺まがいの客集めでやっても2位ですかね。『サプライズ舞台』がなければ一体、何位だったんでしょう? 製作に関わるフジテレビも、『踊る大捜査線』や『海猿』に代わるキラーコンテンツが欲いと必死なんだろうけど、逆に作品の価値を落とす結果になったんじゃないかな?」と同関係は眉をひそめる。
映画ばかりか、櫻井の価値まで下げてしまったかもしれない。「東京スポーツ」8月9日付
まあたしかに、オリコンのヒットチャートに比べれば、何が何でも1位ということではないのかもしれない。いくら櫻井翔が主演でも、櫻井翔ひとりにすべての責任があるものではない。
いずれにしても、最終的に興行収入はどれぐらいになるのか。大いに興味がある。
書いたのは「東京スポーツ」(8月9日付)。「嵐の櫻井翔が出る出る詐欺?」などというタイトルで記事にしている。
もっとも、これは常識的に考えれば、櫻井翔の体はひとつなのだから、確率は1/上映映画館というのは小学生高学年以上ならできる計算。しかも、どこの映画館と具体的に予告しているわけではない。
まあおそらく観客は、自分がチケットを買った場所に来たらいいなぐらいの考えではないだろうか。
これで、イコール「出る出る詐欺」とまでいわれてしまうのは、さすがに間尺に合わないように思うがどうだろう。
そもそも、オリキは出待ちなどしてきたわけで、今更舞台あいさつにそれほどの価値があるものなのだろうか。
まあ、何はともあれ、記事の方を引用しよう。
同作は昨年、会話平均15.9%の高視聴率を獲得したフジテレビ系連ドラマを映画化したもの。ドラマと同様のキャストで臨んだ。今をときめく嵐の櫻井が主演だ。公開初日の舞台あいさつが都内で行われ、当然のごとく満員御礼となった。
ところが、翌4日の舞台あいさつを巡りブーイングが吹き荒れている。ある映画関係者が明かす。
「櫻井がどこの映画館に行くか分からないといった『サプライズ舞台あいさつ』と銘打ったんです。スタッフも前日まで、ツイッターなんかで『あなたの街に行くかもしれません』などとあおりたてて。映画館での舞台あいさつは、コンサートなんかで見るより近くで“生”櫻井を見られるわけですから、ファンたちはチケットを押さえに走りまくったそうです。ところが今、このやり方が『ちょっとどうなの?』って言われてるんですよ」
櫻井の身は一つ。しかも4日に舞台あいさっに立ったのは都心ではなく、静岡県内の映画館だった。「世界遺産登録された富士山が一番近いということで、櫻井さんが選んだそうです」とはあるテレビ局関係者だが、当然、他の映画館で待っていた櫻井ファンは肩透かしを食らう形となった。
「ある地方の映画館では、チケットは売れているのに櫻井が来ないと分かったことで、館内はガラガラだったなんて話も。いくら力を入れている映画とはいえ、『櫻井が行くよ行くよ』とあおって、結局、来ないわけですから、ファンをバカにしているというかねぇ…。フアンならずとも『“出る出る詐欺”みたいだな』なんて言いだす人も」とは前出の映画関係者。
そこまでしてでも興行収入1位を獲得したかったのかもしれないが、フタを開けてみれば1位は3週連続でスタジオジブリの話題作「風立ちぬ」。「謎解きー」の輿収ランキングは初週2位だ。
「詐欺まがいの客集めでやっても2位ですかね。『サプライズ舞台』がなければ一体、何位だったんでしょう? 製作に関わるフジテレビも、『踊る大捜査線』や『海猿』に代わるキラーコンテンツが欲いと必死なんだろうけど、逆に作品の価値を落とす結果になったんじゃないかな?」と同関係は眉をひそめる。
映画ばかりか、櫻井の価値まで下げてしまったかもしれない。「東京スポーツ」8月9日付
まあたしかに、オリコンのヒットチャートに比べれば、何が何でも1位ということではないのかもしれない。いくら櫻井翔が主演でも、櫻井翔ひとりにすべての責任があるものではない。
いずれにしても、最終的に興行収入はどれぐらいになるのか。大いに興味がある。