ジャニーズ目抜き通り

スポンサーリンク↓

SMAPだから「和解」してもよい?

ジャニーズ事務所と『週刊文春』といえば、深い因縁がある。ジャニー喜多川のホモセクハラ騒動をキャンペーン連載して、裁判は高裁まで繰り広げられた。木村拓哉が『武士の一分』に出演した際、原作が文藝春秋社だったため、原作本への写真提供をジャニーズ事務所が拒んだ。

だから、『週刊文春』はジャニーズタレントの記者会見に出席もできなかった。それが解除になったのは、SMAPの記者会見だった。
「おっ、とうとう文春とも和解か?」

マスコミ関係者がそうつぶやいたであろうと思われるのは、『週刊文春』(2011年1月13日号)のモノクロ写真ページである。

そのタイトルには、「紅白前日の会見に小誌が奇跡の参加!」と書かれている。そう、いつもなら、「文春さんはちょっと……」と追い出されてしまうジャニーズタレント・SMAPが行った昨年12月30日の記者会見に、同誌が何のお咎めもなく参加できてしまったという話である。
 キャプションにも冒頭で、こう書かれている。

「ジャニー喜多川氏のセクハラ疑惑報道以来、小誌はジャニーズに嫌われ続けていた。仕事のオファーはもちろん、会見への参加もNG。小誌が入れたのは不祥事を起こしたメンバーの謝罪会見の時だけで、彼らの活躍ぶりを生で見ることはできなかった」

マスコミに対しては、「あってはならない」という「敵」や、「ないことにする」という「無視」を設定している(?)ジャニーズ事務所。

前者が『日刊ゲンダイ』や『東京スポーツ』、かつては蜜月だった『週刊女性』、そして『文春』などで、後者が『サイゾー』、さらにはかつての『噂の眞相』といったところである。

ところが、ジャニーズも自分たちの芸能界における権勢が相対的に低下してきたと認識したのか、マスコミ対策について少し考えを変えたのか、最近になってそれらのメディアの中で一部にはその敵視を緩めてきつつある。

それが明らかになったのは『東京スポーツ』だ。2010年7月8日付の同紙では、「関ジャニ村上信五ネッシーの影見た」という記事が、関ジャニ∞の記者会見に出席して書かれている。

つまり、同紙はジャニーズ事務所に「マスコミ」として迎え入れられたわけである。

ただ、この「和解」を示唆する記事はその前に出ていた。同年6月30日付の同紙には、「いや、別にパパラッチ嫌いじゃないっすよ。撮られてありがたいと思ってるし」などと優等生発言に終始した“好青年”・赤西仁の冗舌な帰国記者会見が掲載されているのだ。

それに比べて、『文春』に対しては『東京スポーツ』ほど劇的に緩めたわけではなかった。

同誌10月7日号では、草なぎ剛が頭皮染めをしているのではという疑惑についてジャニーズ事務所に取材したところ、何と弁護士が回答してきたというくだりがある。

その程度の問い合わせにいちいち弁護士が答えるのかと読者を呆れさせたが、そんなジャニーズ事務所が、写真まで撮れる記者会見に通したのだから、『文春』の取材班もさぞ驚いたことだろう。

嵐との差をハッキリ示された

同誌の同じ号には、「ジャニーズ『アイドル帝国』を築いた男」というタイトルで、ジャニー喜多川の生き様を記した読み物の「後編」が掲載されているが、こちらはメリー喜多川が同誌記者を呼びつけ、弁護士を同席させて、「前編」についての「事実誤認」を批判している。全面的に「言論の自由」を許しているわけではなく、厳しい面もキッチリ残しているわけだ。

要するに、SMAPについてはメジャー週刊誌の力で何とかして欲しい、ということである。相変わらずムシのいい話だが、もしそうだとすればジャニーズ事務所も甘い。センセーショナリズムと批判精神、そして覗き見趣味で成り立っている辛口週刊誌ジャーナリズムが、SMAPの人気凋落を見て見ぬふりするような心優しい報道を行うことなどあり得ない。

キャプションでは、『紅白』の司会を嵐に取られ、CDの売り上げやTVでの活躍でも水をあけられたなど、ファンからすれば書かずもがなのことを念押しされている。それは『文春』だけではない。同日発売のライバル誌『週刊新潮』(2011年1月13日号)などはその点、わかりやすく具体的に書いている。

「嵐は、オリコンシングルの年間トップ10に、昨年発売の6作品全てがランクインしました。アルバムも105万枚を売り上げ、音楽ソフトで唯一のミリオンセラーです。SMAPの方は昨年発売したシングルは1枚だけで、ッ曲、年間13位止まり。テレビの冠番組でも嵐の3番組に対し、SMAPはたったの1番組です。すでに大きく差をつけられているんですよ」(芸能記者)

数字とは非常なものである。こんな調子だから、『紅白』で大トリだったSMAPが最高視聴率であることを誉める記述は1行もない。

もっとも、SMAPに容赦がないのは、SMAPが自らによって安っぽくしていることにも責任の一端があるのではないだろうか。(この話続く)→>>SMAP、マツコとキスまでしないとダメなの?
完全保存版 ジャニーズの歴史―光も影も45年

完全保存版 ジャニーズの歴史―光も影も45年

  • 作者: ジャニーズ研究会
  • 出版社/メーカー: 鹿砦社
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本
スポンサーリンク↓

ジャニーズ事務所と『週刊文春』、「和解」の真相関連ページ

恋愛報道に見るジャニーズ事務所の"戦略の妙"
ジャニーズタレントの恋愛に「人生と芸能界の縮図」
ジャニタレたちの笑えないやんちゃ事件
ジャニーズスキャンダルの真相遂に発売!
田原俊彦は"元祖・沢尻エリカ"だったのか!?
フジが裏番組つぶしでキムタクドラマを支える!
関ジャニ渋谷&村上がドラマ主演!!
キムタクが「CHANGE」の打ち上げを欠席?
キムタクに完勝した山田洋次監督
V6、岡田准一、森田剛
キムタクには王道を歩ませろ!
中居正広がスポーツ番組に進出した功罪
嵐メンバーの気になるエピソード
SMAPのツアーは9月24日から
山下智久がSMAPに次ぐCMスターになった!
稲垣吾郎が逮捕された日
五輪キャスター・櫻井翔の"新事実"とは......
植草裕太の父、植草克秀が早く結婚できた理由は?
ジャニーズタレントやジュニアのギャラっていくら?
ジャニーズ・NEWSについて徹底紹介!(Jマニア87)
ジャニーズ事務所問題でいわれる「カレンダー利権」とは何か
中居正広の頭髪後退が注目されている!
櫻井翔?「なんでこの人が五輪キャスター?」
ジャニーズだから騒がれただけ?芸能界は"オンリーワン"天国
関ジャニ∞エコ大使レポ(Jマニア87)
田口淳之介と創価学会の気になる関係
亀梨和也引退説を週刊誌報道から再燃させる梨元勝
嵐の恋愛沙汰
桜井翔?ジャニーズ事務所と父親の14光り
キムタクが大河ドラマ主演を断ったという話
「私は貝になりたい」はヒットするか?
田中聖がまたもやAV嬢と交際
中居正広の正念場か、「私は貝になりたい」の懸命な宣伝活動
中居正広クン、頭髪問題の次はリバウンド問題勃発か
タッキー大ケガ!の真相
和田アキ子の放言で思い出した木村拓哉と工藤静香
まだ続いていた田口淳之介と小嶺麗奈
ウィキの「ジャニー喜多川・所属タレント『セクハラ』裁判」一部記述削除を批判する
稲垣吾郎だけではない、SMAPの結婚問題
櫻井翔兄妹、世襲議員、「七光り」に職業選択の自由は?
長い交際が終止符を打った真相
櫻井翔、「七光り」×2だっていいんじゃない?
カウコン、今年はどうなる?
ジャニーズQ、わかるかな?
上田竜也の誕生日も闘いは続く
中居正広の映画はヒットするか
SMAPアルバム総売上1000万枚突破
稲垣吾郎と菅野美穂の年内結婚説
中居正広頭髪問題ふたたび(笑)
長野博が主演舞台の製作発表に出席
キムタクよりも江頭2:50を評価したいランキング
カレンダー利権とジャニーズ事務所
ジャニーズタレント恋愛の意味
国分太一とTOKIO
ジャニーズ事務所ホモセクハラが表沙汰に
ジャニーズタレントの変則デビュー
土曜9時の日テレは「ジャニーズ枠」
SMAP独立説がこれで再燃したっけ
井ノ原快彦と瀬戸朝香は結婚したが......
「石原」とジャニーズ事務所の接点
短足ジーニストだった木村拓哉と倖田來未
錦戸亮が「女性を噛んだ」
櫻井翔一家の日テレコネクション
岡田准一と蒼井優は公認カップル?
岡本健一が久しぶりに熱愛報道
岡田准一に見る熱愛報道の反応
亀梨和也、ベストジーニスト賞連続受賞
木村拓哉の「いけのおと」事件
木村拓哉の転機
ジャニーズタレント・最近の「お泊まり熱愛報道」
草なぎ剛VS岡田准一VS山下智久
山口達也、音楽からキャスターへのシフト?
亀梨和也VS国分太一、本物志向対決!
横山裕VS錦戸亮、村上信五VS大倉忠義
中居正広がAKB48に辛口エール
SMAP、マツコとキスまでしないとダメなの?
中居正広がメンバーとの対話に目覚めた!?
“何を演じてもキムタク”がリーダーの自覚?
山口達也、免許切れと住民票違反の疑い